2010年09月04日

「日本のおかしな夏」



113年に一度の猛暑日連続を記録したらしい今年の夏。
息子が通う野球チーム野球のコーチは
「君たちのおじいちゃんおばあちゃんも経験した事のないような日本の夏。
君たちはそれを経験出来て…いや〜ラッキーだったね!」
冗談めかして子供たちに話しておられた^^;

そもそもポジティブで純粋な野球少年たち、
「すっげ〜ラッキーなんだ☆」
と、吹き出る汗と泥にまみれた笑顔を輝かせ、
亜熱帯と化した「日本のおかしな夏」を
明るく、かわいく、健気に乗り切っている。

はぁふらふらそれにしても暑く、長かった夏休み。
息子の宿題もようやくすべて終わり、
いよいよ月曜日から新学期。
数日前に、読書感想文を(少しだけ)手伝っていて読んだ本本
「マザーテレサへの旅」
手伝っていたつもりが、
気がついたら自分がその本を読み耽っていた^^;

その一節を少しだけ。。
「愛」の反対は「憎しみ」ではなく「無関心」であり、
「貧しさ」とは「お金がない事」ではなく「愛のない事」である。
と書かれていた。
言い古された表現なのかもしれないけれど、ひどく頷けた。

そうだよなぁ(・・;
仮に意見が食い違っても、喧嘩してでも、
相手に何か伝えようとしているうちは、
十分に愛情があるものだと確かに思う。
双方「本気」になれる相手が居るというのは良いものだし、
実はとても幸せなこと。
でも片方だけ「本気」じゃ駄目だし、それじゃ寂しい。
などと、どんどん入り込み暫し熟読。(ママ本カエシテ目)(チョットマッテネあせあせ(飛び散る汗)

(もうすぐ)明日9月5日は、
いみじくもマザーテレサが昇天された日である。
これも何かのご縁(・・?)イヤ、オソレオオイ。
改めて、偉大なる存在に心から合掌(-人-)
こうして息子の感想文は必要異常に時間がかかってしまった^^;

さてさて、
酷暑が続く「日本のおかしな夏」は、
9月もまだまだ続くらしいがく〜(落胆した顔)
それでもふと。
多摩川のグラウンドで見上げた空に、
20100903うろこ雲.jpg

こんな「うろこ雲」を見つけた目(3日)
「秋だ〜わーい(嬉しい顔)!」
この日の空を見て、
恐らく多くの人が「ほっ」とされたのではないだろうか。
(また)何が言いたいのかわからなくなってきたけれど^^;

取り敢えず、良かった〜♪^^なんとか秋は来そうかな〜。





posted by 悠(ゆう) at 23:39| Comment(15) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月31日

「さくら人」



「さくら」
季節はずれの話題と知りつつ、
久しぶりに…いや、もしかすると初めて
これほど胸が締め付けられた曲に出会えたことを
どうしても書き留めておきたかった。

映画やストーリーという背景がありながら
流れた曲に思わず涙してしまうことはよくあるが、
ただ歌を聞いて号泣することはそれほどなかったように思う。
ところがこの歌「さくら人」
歌詞を読んだだけで泣けた、
しかも声をあげて泣けた(;;)
歌を聞くと今は泣いてしまうので、
予め環境(泣く)が整っている時(?)でないと
うっかり聞くことができない。

平成18年の7月28日から三日間。
思えば、
その年の昨日30日まで、父は行方不明になっていた。
脳に転移をはじめていた癌のせいか、
少しずつ脳が萎縮をしていたのか、
時々口にする可笑しな言動が気になりはじめていた頃だった。

まだ幼稚園に通っていた息子の日常をこなしつつ、
時々立ち寄っていた喫茶店の奥さま、
近所の八百屋のご夫婦、
顔写真を片手に、刑事ドラマ宛ら昼も夜も捜し歩いた。
捜索願を出して三日目の夜、
千葉の柏警察から電話があった時、どれほど安堵したことか…。
(なぜ柏に居たのかは未だに謎のまま目

駅前にあるデパートの階段で、苦しくなって蹲っていたらしく、
運よく買い物に来ていたお医者様に助けられ無事保護された。
母と息子と三人で柏警察に到着し、
顔を見た時の笑顔が忘れられない。

そして第一声。
「どこへ行ってたんだ、みんなにご迷惑をかけて…」
そう言いながら警察の方々に頭を下げていた父。
おそらく父の頭の中では、
家族旅行の途中で私たち三人が居なくなってしまった。
そんな設定になっていたのだろう。
どっちの台詞だよ(― ―;と思いつつ、
「ごめんね……」
それしか言えなかった。

無情に過ぎて行く時間に足を踏ん張りながら、
か細くなった身体で懸命に生きていた父を思い、

***********************
 揺れながら風にたえてる花びらに涙がでます
 まるでこのさくらの花のように
 あの日のあなたを 思います
***********************

このフレーズに、どうしようもなく胸が震えた。


posted by 悠(ゆう) at 22:14| Comment(12) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月13日

「低気圧くん」



低気圧が近づいてくると、
後頭部にいつもその前兆がある雷雨
私の身体は、
どういう訳か呆れるほど気圧の変化に敏感で
低気圧が近づいてくると、
だいたい雨が降る2日前、最近は1日前に最も激しい頭痛に悩まされるふらふら

かれこれ二十数年付き合ってきたこの「低気圧くん」。
未だにこれが何者なのか、はっきりとはわからないけれど、
私にとってはくせ者極まりない(-_☆キラン

それでも長い付き合いのなか、
予兆があったらすぐに予め市販の鎮痛剤を飲むとか、
お酒は控えて無理をしない…など、
誤魔化しながらなんとか付き合い方も上手になってきた^^;

まぁ、
一方的に突然襲ってこないだけ(?)まだ良いのかもしれないけれど、
出来ればそろそろ別れを告げたいところだ。
でもこれが結構しつこいタイプ(笑)

今頃、九州各県・広島・山口・島根などには、
大雨洪水警報が出ている雷雨
やはり朝から…
首、肩、後頭部、目頭などが「ぬぼぅ・・・ε=( ̄。 ̄;)」と鈍痛。
今にも固まってしまいそう。。

人の身体がいかに「自然」と深くかかわり合っているものなのかを、
都度、身体で感じる機会にはなってくれるけれど、
出来ればこんなの感じなくていいかも^^;。
雨や雷の前兆より、
「宝くじ買うべし」とか
「会いたい人がどこそこ付近に出没!いざ!」とか…
何かもっとラッキー☆を教えて欲しいなぁわーい(嬉しい顔)ぴかぴか(新しい)

天気、湿度、重力(?)、汐の干満、月の満ち欠け……。
森羅万象にあるが故、これが「自然」の力だと甘んじて受け入れ、
仲良くしていくしかないのかしらん、この「低気圧くん♪」(・・;
何方か、体験者がおられたらお願い教えて目


posted by 悠(ゆう) at 10:29| Comment(17) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月07日

お誕生日おめでとう!!




バースデーバースデーバースデーバースデーバースデーバースデーバースデーバースデー

お誕生日おめでとう!

バースデーバースデーバースデーバースデーバースデーバースデーバースデーバースデー

今日は

日本の音楽史にその名を残す(はずの)

ある天才音楽家の誕生日わーい(嬉しい顔)

天才というものは得てして

その「才」を自ら気づいていない事が多いのか…

謙虚すぎるほど自分の生み出した作品を

あまり良く評価されないらしい。

天才ってそういうもんなんかなぁ目


などと、ぼんやり

1973年の6月7日。

その産声の横・・・どんな音が響いていたんだろう…♪

とその才能を羨むぴかぴか(新しい)

まぁ、とにかくわーい(嬉しい顔)

お誕生日おめでとうプレゼント素敵なBirthdayを…




posted by 悠(ゆう) at 16:09| Comment(8) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月04日

「海ゆかば」



青春のある一時期を共に過ごしたK氏を、
近頃テレビで観ることが増えてきた。
とても喜ばしいことだと、暫しかじり付く(テレビTV
出会いは、共通の友人が軽く催してくれた食事会。
食事の後、みんなで歌いに行ったカラオケボックスでの
ちょっとしたエピソードを画面を見る度に思い出す。

あの日、宴も酣になってきた頃、K氏が突然歌いだした曲、

「海ゆかば」

この曲に私は過剰に反応してしまった。

「こういう場所で楽しんで歌う曲じゃないんじゃないジャナイ?!(どっちだ^^)」
そんな一言を言ったか言わなかったか定かではないが、
次の瞬間、
彼の持っているマイクカラオケを奪い取り、自分で歌ってしまったがく〜(落胆した顔)
初対面の少しインテリジェントな好青年に、
なんて失礼な事をしてしまったものかと、今思っても赤面する。

(言い訳がましいが^^;)それには、私なりの理由があった。
もしかすると、戦前生まれの方々には全てあてはまるのかもしれないが、
私の父も、十代半ばで既に一命を捧げるつもりだったらしい。
それが使命だと信じて子供時代を過していた。
将来は海の特攻「回天」に志願するため、
日々、海底で砕け散る瞬間に向けて厳しい訓練を重ねていたという。

私が子供の頃、一緒にお風呂に入ると、
カッター船の訓練で何度もすりむけてしまうらしいお尻に、
無数の傷が残っていたのを思い出す。だからこそ…

「海ゆかば」

帝国海軍を象徴する尊いこの曲を、
カラオケでやんや♪と歌ってはいけないような気がしていた……
それだけだった。(勿論K氏はやんや♪ではなかったが^^;)
K氏は、マイクを奪った私を
『面白いやっちゃなぁ』と一笑に付しておられたが、
実は筋金入りの「愛国者」であられた。ヨウダがく〜(落胆した顔)
もしかするとあの時、
じゃじゃ馬を腹では「チッ」と笑っておいでだったかもしれない…トホホ。
Kさん、、深く知りもせず、す、すみません^^;
今なら大人しく聞き拍手させて頂きますっ。

そしてもしも、
「君は〇翼か!」とあの時のように聞かれれば^^;

「右でも、左でも、鷹でも、鳩でも…ないんです。
 難しい事はよくわかりませんが(− −;)
 ほんの少し昔、もう自分は存在していないはずの
 後世の日本の事ばかりを真剣に考えながら、
 来る日も来る日も血の滲むような訓練を重ねた人たちいて、
 やがては粉々になってしまった人たちがあんなにも沢山いた。
 うちはね、あの時代の人たちがみぃんな大好きなんよ」
(なぜか最後山口弁?)
 
あの時より少し成長した私は、
決してマイクを奪うことなく(笑)
遠慮がちにそう応えたいなぁ…わーい(嬉しい顔)などと思って画面を眺めている。


posted by 悠(ゆう) at 22:51| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月24日

あれから一年「BIGBELL」


日記を遡ると、丁度一年前の今日5月24日。
川崎のチネチッタに、目当ての作品もなく映画カチンコを観に行き
BIGBELLに出会った。

(いつかの日記の繰り返しになるけれど)
彼等の姿など見えない場所にあるカフェで、
遠くから何とも美しい声が聞こえてきたあの瞬間。

「なにこれ耳!どこどこどこ目!どこにいるの〜モバQ!」

頼んだコーヒーも束の間に慌てて店を出て、
声のする方へ吸い込まれていったのを覚えている。

すり鉢状になっている野外の会場で、

「頼りない両手で大きく背伸びして・・・」

空に向かって差し出された手を、
上から溜息まじりに見ていた感覚を今でも思い出す目

あれからほぼ月に一度のライブは、
どんなに凹んでいようが、どんなに体調が悪かろうが、
這ってでも行きそうな己の姿が少し可笑しくて、
実はほんの少し気に入っていたりする^^;

この事で、誰かにかけているであろう負担や迷惑は、
出来る限り暖かい毛布にくるみ(?)、後で目一杯抱きしめる。
例えばそんなフォローをしてでも、
どうしても過したい時間。
頭の中が、目の前にいる二人と耳から入る美しい音の数々…
それ以外は空っぽになっている瞬間がそこにはある。
それが、たまらないわーい(嬉しい顔)

ほんの数十秒聞いた声を好きになり、
そのメロディに涙しもうやだ〜(悲しい顔)
気付いたら所謂「okkake」(自覚はないが^^;)をしながら、
「ikareponchi」になっている自分の姿など、
去年の今日は想像も出来なかった。
いろんな意味でこの奇跡☆幸せだぁ・・・
と「あれから一年」
にんまりとかみ締めている今日、5月24日。


以下、
You TubeにUPしたライブ映像です。
昨夜のものも、以前のものも含め、
映像は(Do)素人で僭越ですが、
一人でも多くの方に聞いて頂けないものかと四苦八苦^^;
ここにご紹介させて頂きました♪

【夜叉が池】
http://www.youtube.com/user/yumikotosho#p/a/u/0/ESLYgIs2k9Q

【One】
http://www.youtube.com/user/yumikotosho#p/a/u/0/jEoTjBH-XV0

http://www.youtube.com/user/yumikotosho#p/a/u/2/t-PytFKZOuE

【ひかりのかけら】
http://www.youtube.com/user/yumikotosho#p/a/u/0/-a-wWMHR7OU

【青い花火】
http://www.youtube.com/user/yumikotosho#p/a/u/1/K18MZg5oFMA


posted by 悠(ゆう) at 22:41| Comment(14) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月14日

「待ち合わせ」



何年前だっただろうか、
東急東横線の「洗足駅」で財布を落としたことがあり、
運良くとても良い方に拾われた。
良い方というのは、
80を少し超えている感じの、優しそうなおばあちゃま。
クリーニング店の引換券から辿って電話を下さり、
飛び上がるほど嬉しかったあの時の事は、今でも忘れられない。

電話を切った後、すぐに待ち合わせ場所へ向かった。
「あの年代の方だ。間違いなく時間より早く来られるだろう」
予測した私は時間よりも15分早く行ってみた。
すると案の定。
おばあちゃんは、改札を出てすぐに見つけられるようにと思われたのか、
じっと改札口を見つめたまま目立っておられた。
「流石!かなわない…」
本当に頭が下がる思いだった。

ところが、
場所も相手も変わって神宮外苑。

打ち合わせのためデザイナーとオープンカフェで待ち合わせ。
平均して彼は毎回、30〜40分は遅れてくる。
それに慣れてきたこの頃は、
予めその時間を見越して、その間に出来ることを抱えて行くようになった。

ちらりと嫌味を言っても通じず^^;
遅れて来たにも拘らず、
「いちょう並木の下で本を読んでいるゆ〇子さん、絵になってたなぁ」
などとおべんちゃらを言いながら、
しなやかに伸びた綺麗な人差し指と親指で四角をつくり、
四角の中に私を入れて片目をつむる。
(なんでもえーから早う座らんかい!ワレ(--メ))心で叫び、
思わずとび蹴りを入れそうになった(笑)
更に、長身をくねらせながら格好良く座ったかと思うと、
今度はワインを注文しながら店員との薀蓄がはじまる。
「あの、私も次があるから……(えーかげんにせーよちっ(怒った顔)!)」
テーブルをひっくり返しそうになる(笑2)

だがここは年上の私のプライドがセーブする。
(穏やかに穏やかに…^^;)
「じゃあ、はじめようか」
感情を抑えて冷たくも聞こえるような言い方で、
いつものように打ち合わせがはじまる。

「待ち合わせ」
おばあちゃんの真似を、
きっと毎回は出来ないだろうけれど、
おばあちゃんの中に流れている時計と、
人を待っています、人を探しています。
という真剣な眼差し。

いいなぁ…と思い、尊敬しつつ、
苛っとしながら今日もデザイナーを待つ^^;


posted by 悠(ゆう) at 22:38| Comment(13) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月28日

「マクロヒストリー」

**********************
まずはじめに、
約一ヶ月ブログの更新をしていなかったため、
ご心配をおかけしてしまいました。
暖かいメッセージを頂いた方、
心配をおかけしたままになっている方、
体調はまだまだ万全ではありませんが、
私、なんとか生きています^^;
本当にありがとうございました。
**********************

「マクロヒストリー」

平成13年頃だっただろうか、
私の拙いオピニオンを読んで下さった
奈良のある大学の先生からお手紙を頂戴した。
以来、年に1〜2度手紙のやりとりをして頂いている。

2月の半ばから徐々に体調を崩し(ブログもこの通り^^;)、
一ヶ月以上気力をなくしていた私に、
お会いした事もないその方から届いた手紙は、
このブログに遊びに来て下さる方々と共に、
私の背中をそっと押してやろう…と届いたような気がした。

二冊の本本を紹介してくださり、
その一部から印象に残った箇所を少し書き残しておきたい。

人間の「脳」のなかに「ミラーニューロン」という神経細胞があり、
他人の振る舞い ←→ 自分の振る舞い。
これを比較する鏡のような細胞…らしい。
この細胞が活性化するのは、
自分と強烈に異なった存在ほど好ましいものはないらしい^^;
「君子欺くべし」・・・だそうだ。
真に賢く優れた人ほど騙される、或いは、騙されなさいと言う事か…。

ただ、
私のようなお猪口ほどの器の人間は、
そんな高みを臨んでしまうと得てして身体を壊す…^^;ハハ
ミラーニューロンが活発になる事で、
心身を病んではどうにもならない(・・;コレハギモン

だがもうひとつ、「マクロヒストリー」
そう、小さな歴史。(以下引用)
歴史とは、国家レベルの政治史だけが歴史ではなく、
周囲の小さなものたちの、かそけき声に耳をかたむけること。
自分を包むものたちの気配に敏感であること。
たった一人の小さな歴史に思いを馳せること。

頭ではわかっていたようで、実は目から鱗の感覚がく〜(落胆した顔)
良い本本を教えて頂いて嬉しく思った。

時代の奔流を生きた方々を思うときも、
傍にいる誰かを思うときも、
その小さな歴史に心を寄り添えるようでありたいと胸に残った。



posted by 悠(ゆう) at 11:59| Comment(16) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月25日

「真実」

「真実」

「ありがとう」では足りないほど、
嬉しかったことがある。
でも、上手く気持ちを伝えられず、
暖かい想いに何も返すことが出来なかった事。

「ごめんなさい」ではすまされないほど、
傷つけてしまった人がいる。
しかし、何度もそのチャンスがありながら、
一度もその罪を償うことなど出来なかった事。

歩いてきた道のりよりも、
これからの時間が初めて短く感じられたとき、
そんな人たちの事が気がかりでならない。
そんな事のひとつひとつが、
今更情けなくて、悔しくて、辛くなる。

若くて、未熟で、残酷で、
目の前のものしか見えていなかった頃。

どんな事が優しさで、
どんな人が暖かくて、
どんな愛が真実で、
自分が何を幸せだと思うのか。
何もわかっていなかった。

今になってそんな事を思い、とことん凹んでみたりする。
でも、
「今日は正直でいよう」
そんな風に思う。
そして、
自分のなかに確かに存在している「真実」を書いておこう。

************************

冷たかったはずの私に、
今でもずっと優しくしてくれる人。

裏切って、踏みにじって、あんなに傷つけたのに、
今でもそっと力になろうとしてくれる人。

傍にいてくれた人、関わってくれた人、
全てに、

「ごめんね…」と、喉の奥が痛いほど思っていること。

「ありがとう」と、事ある毎に思い続けていること。

************************

本当は今すぐ伝えたい。
伝えたくて仕方がないんだヨ。



posted by 悠(ゆう) at 02:01| Comment(24) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月16日

「雛人形」

3月15日(月)

2月の下旬から飾っていた我が家の「雛人形」
片付けるのが3月3日を過ぎると、嫁入りが遅れるとか……。
母は慌てて3日の夜に片付けようとしたが、

「いや…あの…もう…二度と、どこにも行か(け)ないから^^;」

と、そのまま暫く飾っておいた。

そして今夜、ようやくそれを片付けた。

四十(数)年前。
子育てに追われていたせいか、
決して子煩悩な親ではなかったせいか、
母は、初めての女の子(ワタクシ)誕生に
桃の節句など持成す気配もなかったらしいもうやだ〜(悲しい顔)
不憫に思った祖母が買ってくれた五段飾り(?)

20100315_0270.JPG

実はこの人形、アップで見ると・・・

20100315_0278.JPG

ちょと怖いがく〜(落胆した顔)(ゴメンおばあちゃん^^;)
でも、

手の平にのるほどひとつひとつが小さくて、
お内裏様、三人官女、五人囃子、隋臣(右大臣、左大臣)、仕丁(じちょう)
全部揃ってる^^黒ハート
今の時代で探そうと思っても、
このサイズで勢揃いはなかなかお目にかかれないかもしれない。
私の宝物。
何十年後かわからないけど、
息子の嫁に(迷惑だろうが)あげちゃうよわーい(嬉しい顔)手(チョキ)


まだ、字もろくに書けない年で、
箱に一所懸命自分の名前を書こうとした跡があった。

20100315_0277.JPG

これは、私にしか読めない^^;

「おばあちゃん…ごめんねもうやだ〜(悲しい顔)
 私、こんな年になって
 おばあちゃんが買ってくれた雛人形を
 初めてゆっくり眺めているような気がします。
 嬉しいな〜わーい(嬉しい顔)おばあちゃん、ありがとうもうやだ〜(悲しい顔)


来年は、3日に片付けてみよっかなっと(笑)


posted by 悠(ゆう) at 01:05| Comment(6) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする