2009年04月27日

安心して年をとれる国

4月26日
26日は父の月命日だ。
二年半ほど前の9月26日に他界して以来、自称ファザコンの私は、
月命日になると父が使っていた湯飲み茶碗にお茶を沸かし、
好物だったおはぎをたくさん買ってきては供えてきた。
でも、なんてこった……がく〜(落胆した顔)
今日は忘れちゃったよ−!
ごめん!お父さん。ふらふら

このところ、目の前の問題を片付けていくだけで精一杯だったとはいえ、
なんて薄情なんだろう。
我ながら驚いた。
人生で最も辛かった別れの痛みと存在していないという事実に、私はいつしか慣れてしまっている。
しかし反面、それでいいのかもしれない。
人間(いや私?)の脳の構造はそうでなければ前へ進めないのかもしれない…とも思う。
明日、おはぎ買ってくるね。揺れるハート
許して。わーい(嬉しい顔)

それにしてもテレビでは連日、SMAP草なぎくんの記者会見の様子が流れている。
だが私は、父の在宅介護をわずか一年半とはいえ経験した身であることからか、
父親の墓前で自ら命を絶った清水由貴子さんの報道にえらく胸を痛めた。
育児も介護も…
経験した人でなければ、それを口で説明してもなかなか伝わるものではないと思う。
片時も目が離せず、家で仕事をしようにもできない。
持続した睡眠などもちろんとれず、行方不明になった父を3日間探し歩き、
川原の草むらの中まで泣きながら探した事もあった。
そんな事が次から次へ分刻みで押し寄せてくる。

介護保険サービスでお世話になるには限界があり、決して介護する側を助けてくれるサービスというには
まだまだ程遠いのが現実なんだと思う。
清水さんのみならず、介護疲れで止むに止まれず最悪の選択をされた方々のニュースが、
近頃どれほど増えてきていることか……。
この国はお年寄りに冷たすぎる。
それが実感として、怒りのように沸き起こるニュースだった。

良くも悪くも影響力の強いテレビ。
草なぎくんの「裸」騒ぎにあれだけの報道をする時間があるなら、
清水さんの事件をもっと深くとりあげ、どこかのテレビ局が社をあげて
「安心して年をとれる国」
「安心して介護を任せられる国」
にするための番組づくりを考えてはくれないものだろうか。
心からそう思う。

清水由貴子さんのご冥福を心からお祈りいたします。
「よく一人で頑張られましたね」と言ってさし上げたいです。


posted by 悠(ゆう) at 13:19| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
記事に深く同意します。
お父様の月命日を忘れたことについてではありませんよ。(当たり前か)
メディアの対応も然ることながら、この国の未来を示す政策的ビジョンが見えないことに不安の深淵を感じています。
グローバリズムの旗の下、弱肉強食のルール作りに奔走した某元お偉いさん。
再チャレンジのスローガンもそこそこに、「普通」の国家を作るんだと軍備・再軍備に余念の無なかった某元お偉いさん。
お陰様で“自己責任”において、“自由”この上ない極貧生活を満喫できるのです。
国民の公僕たる使命感と道徳は何処へやら…
ちょっと過激になっちゃいましたね^^;
わめいても叫んでも力及ばない下々ではありますが、人生と責任を全うしたいと思います。
Posted by 空きカンちゃん^^ at 2009年04月28日 17:04
空きカンちゃん

さすがですね!スパッと切れ味の良いコメントをありがとうございます。また是非お言葉を下さいね^^
Posted by 悠 at 2009年05月04日 10:10
こんにちは。

今、仕事場で娘のグズリと闘いながら仕事してます(^^)
家で仕事していると、こういうこともあります(><)
またゆっくり遊びに寄らせて貰います。
娘のいない寝ている時に・・・。
それでは。また失礼します。
Posted by ★KEEP BLUE★ at 2009年05月07日 21:33
KEEP BLUEさま

ゆっくり遊びにいらして下さるのを待っています♪
Posted by 悠 at 2009年05月07日 23:25
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